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お早うございます。(*・ω・)ノ
『優勝請負人キャディが教える プロの攻めアマの攻め 実践編』の著者、清水重憲さんとは?
突然ですが、清水重憲さんってご存知ですか?

今、日本女子ツアーで、実力、人気ともにナンバーワンのイ・ボミ選手の専属キャディさんです。
最近の実績について、勿論、イ・ボミ選手の実力も素晴らしいのですが、この清水さんの力もかなり影響しているようです。(イ・ボミさんも非常に感謝している談が多く掲載されています)
清水さんですが、ツアー帯同通算勝利数が2016年6月に33勝を達成し、ジャンボ尾崎さん専属キャディの佐野木さんの記録を上回り、最多勝キャディーとなった方です。
以前にも、谷口徹選手、上田桃子選手のバッグも担ぎ、それぞれ賞金王と賞金女王になりました。その手腕は現在ゴルフキャディ界でナンバーワンと言っても過言ではないでしょう。
『優勝請負人キャディが教える プロの攻めアマの攻め 実践編』はマネジメント力の要素が満載!
そんな清水さんですが、最近チョクチョク本を出しています。
キャディ視点から、読者の方がゴルフの向上できる内容が多いです。
以前、多くのコーチから「技術よりマネジメントを上げた方が、あっという間にスコアは縮まる」と言われ続けました。
本書、主婦の友社『優勝請負人キャディが教える プロの攻めアマの攻め 実践編』も技術本ではなく、基本はマネジメントの本です。
文字になって初めて気が付くマネジメントの大切さ
ただ、この本ですが、非常に納得できる言葉が多いです。
今までのマネジメント本は、漠然とリスクを負わないよう攻める、のような文言が多く、「じゃあ具体的にどうすれば、いいの?」と、実際に自分に置き換えた時に、なかなか反映しにくい印象でした。
本書は、例えば、グリーン周りの難易度について、ハザードの有無も取り上げていますが、プロにとってピンの位置の難易度も書いてあります。因みに、センター、左右の端、手前、奥の順に難易度が上がるそうです。
また、ゴルフ場には自然のクセと人口のクセがあると言っています。自然のクセとは標高や丘陵地など
、人口のクセとは排水の都合でどちらに傾斜しているかや、OB側にカートがあるかなどです。
またツーグリーンはワングリーンのコースに比べるとグリーンに向かって開けていることが多い、など、言われてみれば「なるほど」と思うようなことも書かれています。
芝一つに関しても、季節によって大きく変わるのに、同じ距離から夏でも冬でも同じ番手で打つアマチュアが多いと指摘しています。
ティグラウンドやフェアウェイ、グリーン周りなどのロケーションごとに「プロならこう考えこう攻める」と「アマでありがちな考え方、攻め方」の比較があり、「あぁ、こうやっちゃうなぁ」と本をと読んだ瞬間反省することも・・・・・・。(;^_^A
アマチュアは技術がプロの100分の1もないのに、狙いはプロ以上
読んでみると実際プロでも、かなりディフェンシブな考え方が多いと思いました。攻めどころと守りどころが非常に明確なんですね。
アマチュアにとって、一番のマネジメントの拙さは、チョットした違いで難度がグッと変わることに気づかないこと、でしょうか?それなのにミスが出ると「技術のせい」にしたがります。
プロは、そこが敏感です。(当たり前ですが)
難度に合わせて、許容の範囲を広げたり、ピンから遠ざかってもいいので狙う方向を変えたりします。
まとめ
本書は、全てではありませんが、よくありがちな状況を掲載してくれて、アマチュアがすべき判断を解説してくれています。
よく、プロキャディの指示通りアマチュアが打ったら、必ずベストスコアが出ると言われています。
一度清水キャディの指示通りにラウンドしてみたいなぁ、と思いました。
ではでは✋
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