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4スタンス理論はスポーツの万能理論になり得る
お早うございます!~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
ゴルフ理論って数多ありますが、結構両極の論調がありますよね?例えば「1軸」「2軸」とか、「左手リード」「右手リード」とか。何でこんなに極端になるのでしょうか?
また、コーチからの教えで、全く理解が出来ない、なんてこともあるはずです。
そんな悩みを解決してくれる理論がありました。廣戸聡一氏が提唱する「4スタンス理論」です。
この理論ですが、ゴルフに限らずスポーツ、更には身体を動かす全てに当てはまります。
実は10年くらい前に私この理論のレクチャーを受けた経験があります。
非常に面白く、かなり納得する部分がありました。
簡単に言ってしまえば「右利き、左利きのように、人間は身体の使い方が、生まれつき違う4つのタイプがある」ということです。
指導者や理論提唱者が自分に合ったタイプの身体の動かし方を元に主張するため、人によっては合う、合わないが出てしまうのです。
ゴルフについても同様です。
石川遼選手と池田勇太選手のスイングはかなり違います。4スタンスから見るとタイプが全く違うからなんですね。
ザックリと基本的な考え方をお話しします。
4スタンス理論の前に5ポイントを知ろう
人間には5つのジョイントがあります。
上から、①首の付け根、②みぞおち、③股関節、④膝、⑤足底になります。
この5つのジョイントを5ポイントと呼びます。
そのジョイント部分のいくつかを揃えると身体が安定します。この状態をいわゆる、「軸」と呼びます。
例えば少し足開いて直立した場合は直立した場合は安定しますが、これから動作を動かすとなると、軸が崩れ不安定なってしまいます。半身になって地面から垂直に①~⑤の内いくつかを揃えた場合だとでは、身体の安定度がグッと変わります。
武道の構えも、大抵は半身状態でどちらかの足に体重が乗っています。
また、身体を動かすときに全部のジョイントを動かすことはなく、何処かを固定し何処かを動かします。
基本は3つのジョイントを揃えて安定させ、残りの2つを動かすのがパフォーマンスを発揮できる、とのことです。
⑤足底は、地面に一番近くほぼ接地しているので、軸としては固定して、残りの4つを分けます。
Aタイプは、②みぞおち④膝を揃え、Bタイプは、①首の付け根③股関節を揃えます。
これが4スタンス理論のまず2つの分け方となります。
メカニズムをイメージしてほしいのですが、安定と可動を順番にした方が効率よく動きませんか?①と④を安定させて②③を動かすと真ん中が不安定になります。逆にすれば、身体の真ん中部分が動かずに適正なパフォーマンスができません。
ですので、身体の効率の良い動かし方は上記の2パターンとなるのです。
4スタンス理論のAタイプとBタイプの分け方とは?
Aタイプは、重心がやや前側にある方となります。野球ならイチロー選手、ゴルフなら石川遼選手が当てはまります。
Bタイプは、重心がやや後ろ側にある方となります。野球なら松井秀喜氏、ゴルフなら池田勇太選手が当てはまります。
何となく共通するイメージがありませんか?
Aタイプは体重を前に移動させて、引っ張ることでパフォーマンスをよくします。
ゴルフでいうならしっかりと左足に体重を乗せて、引いていくようなスイングになります。
Bタイプは、体重を後ろに残しながら、押し出すことでパフォーマンスをよくします。
ゴルフでいうなら、右足体重のままその場で回転し、押し込むようなスイングとなります。
軸を前に持って行った方が安定し、コントロールしやすいAタイプ、軸を後ろ側にキープした方が安定しコントロールしやすいBタイプとなります。
ゴルフスイング論が多岐に渡るのは4スタンス理論で解決できる
つまり、ゴルフスイング論が多岐に渡るのは、提唱者がAタイプだったり、Bタイプだったりするからです。Aタイプの方なら2軸論、Bタイプなら1軸論を唱えます。
その時の活躍するプレーヤーの影響も受けやすいこともあると思います。
Aタイプの人ががBタイプの教えを聞いても「この人の言っていることは合わない」ということが起こってしまうのです。
長くなってしまったので、また改めて1タイプと2タイプや判別方法の解説をします。
まとめ
横田真一選手などが、廣戸聡一氏の「4スタンス理論」を強く賛同し、普及に努めています。
但し、まだ一般の方までなかなか理解、浸透が出来ているとは言えません。
今回は、4スタンス理論の元となる5ポイントとAタイプとBタイプの違いを説明しました。
また、次回1タイプ、2タイプの違いや判別法を簡単に説明していきたいと思います。
ではでは✋
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